猫の病気 ~2023.04.22(土)むく嘔吐食欲廃絶で昼間入院3日目~
この記事は2023年4月22日の出来事です。
前回までのあらすじ
むくが嘔吐と食欲廃絶の為、昼間だけ入院して点滴をすることになりました。
4月22日(土)
21日(金)に10gだけ食べる。
22日(土)も10gだけ食べる。
食欲廃絶状態から抜け出した様子。
ただ食欲はまだ戻っていない。
点滴の影響か水はあまり飲まない。
おしっこはちゃんとしている。
うんちは15日(土)にして以来、まだ出ていない。
今日も朝9時にむくを病院に預け、17時過ぎにお迎えに行く。
今日も点滴と、問診・触診・血液検査・エコー検査・レントゲンを行う。
血液検査の結果は以下の通り。
少し食べ始めて数値が改善してきた。
先日外部機関に出した膵炎の検査結果は以下の通り。
リパーゼの値が基準値以内だったので、「膵炎」では無いとの診断。
レントゲンでは大腸に便の塊があるが、小さく問題無し。
飼い主は便秘による「巨大結腸症」を疑っていたが、便の詰まりだとその手前の大腸がガスで膨れているのが分かるのでそれは無さそうとの事。
エコー検査で十二指腸の腸壁に炎症反応がまだ見られる。
点滴入院により、嘔吐も止まり食欲も出て来た事から・・・。
診断は「重度の急性胃腸炎」。
今日で昼間の点滴入院は終了。
入院前に飲んでいた薬を飲み切ったら、GW前に診察に来てくださいとの事。
まだ完全に治ってはいないが、命に関わるような危機的な状況は脱したのでとりあえず一安心。
今年も大騒動の始まり
むくを連れて帰ってくると・・・。
去年の巣にツバメが来ていました。
使える巣か偵察に来ているようです。
ツバメは自分が過ごした巣を覚えているそうです。
このツバメは去年巣立ったヒナでしょうか。
確かめるすべはありませんが、もしそうだとしたら感慨深いですね。
勝手口は「むく」どころの騒ぎじゃありません。
すずめはもう見慣れてしまったようです。
覇気が戻って来た
むくは点滴後は少し調子が良いようで、歩き回るようになりました。
きなこのお見舞い
きなこが挨拶に来ました。
他の猫様に構う元気も出てきたようです。
てんのお見舞い
てんもやって来ました。
すずめのお見舞い
みんな大集合ですね・・・。
体調が悪くなってからは、一切毛づくろいをしなくなったむくです。
ようやく毛づくろいもまた再開しました。
まだ消毒薬のにおいが充満しています。
みんなかなり慣れてきたようで、あまり気にしなくなりました。
重度の胃腸炎の原因
むくの今回の腸炎には、原因として思い当たるものが飼い主にはふたつあります。
ひとつは・・・夫の転勤による「転勤部屋」の荷物が無くなった事です。
むくは転勤部屋のベッドに登り、ベッドから食器棚に登り、食器棚から冷蔵庫の上にあるリクライニングチェアで寝るのが大のお気に入りでした。
そのベッドも食器棚も冷蔵庫も今は無く、リクライニングチェアは円形こたつの上に乗せてありますが、設置してから一度も乗って寝てくれていません。
高い所が好きな猫様なので、自分の高所にある寝床を無くされてショックだったのかもしれません。
もうひとつは・・・療法食に混ぜているごはんを変えようとした事です。
むくは元々食にうるさいので、自分の気に入らないごはんは一切食べません。
最近食いつきが悪くなってきたので、トッピングを変えようと試していました。
食いつきの良いトッピングを見つけたので、「これだ!」と思い療法食に混ぜて何日か食べさせました。
ネガティブなお話なので商品名は伏せますが、いつもの商品とは違い第一原料が穀物の安価なごはんでした。
もしかしたら沢山の穀物を食べ慣れないので、胃腸がびっくりしたのかもしれません。
どちらが原因かは分かりません。
もしかしたら両方が重なった事で、症状が重くなったのかもしれません。
または全く関係ないのかもしれません。
「転勤部屋」の荷物を元に戻す事は出来ないので、もうひとつの原因じゃないかと思っているごはんの対処をする事にします。
そのごはんなのですが・・・嘔吐のトラウマがあるせいなのか、いつも食べている尿ケア療法食のc/dを嫌がるようになりました。
すずめやてんが食べているヒルズのアレルギー療法食のz/dの食いつきが良かったので、こちらもストルバイトにも対応しているのでしばらくはz/d+以前のトッピングのごはんにしようと思っています。
あとは食欲が戻って体力が回復してくれればいいのですが・・・。
このまま快方に向かってくれる事を願います。
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