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猫の病気 ~てんの「肥大型心筋症」2023年7月定期検査~

 

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猫の病気 ~てんの「肥大型心筋症」2023年7月定期検査~

 

この記事は2023年7月20日の出来事です。

 

「肥大型心筋症」定期検査

 

てんは「肥大型心筋症」という心臓の壁がどんどん厚くなり、次第に心臓が機能しなくなる不治の病を患っています。

 

現在も毎日投薬を続けています。

 

この薬は一生飲み続けなくてはいけなく、症状が進むにつれ薬も増えていく事になります。

 

現在は脈拍数を抑える事により心臓の動きをゆっくりにし、心臓の筋肉が発達するのを抑えるお薬を1日に1回投薬しています。

 

症状の進行度合いを確認する為、半年に一度心臓の検査をおこなっています。

 

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ただ抱えて入れるだけ

 

いつもの様に準備します。

 

 

すでにキャリーバッグから消毒薬の匂いが漂っていますが・・・。

 

今回の病院は「てん」なので、飼い主はあまり気負っていません。

 

 

逃げる気満々なすずめを尻目に・・・。

 

 

エアコン直風で涼んでいたてんを軽く捕獲します。

 

半年に一度両手両足を押さえつけられて、おなかに変なジェルを塗られてグリグリされるのに・・・。

 

てんは未だに病院嫌いになっていません。

 

病院へ到着

 

いつものように検温・問診・全身のチェック後に別室の検査室に連行されていきました。

 

「押さえるついでにおなか横の足の付け根にある毛玉を切って欲しい」とお願いしました。

 

検査中の鳴き声も聞こえる事なく静かに終了しました。

 

結果は・・・「経過は極めて良好」との事でした。

 

今のところ投薬の影響があるのか無いのか分からないが、進行はしていないという事です。

 

心臓の壁の進行も無し(壁は厚いまま治らないが前回から厚くなってはいない様子)、血液の逆流(血液は逆流し始めると血栓が出来心筋梗塞や突然死の原因になる)も無しです。

 

現在のお薬の投薬のみでまた半年間過ごす事が出来そうです。

 

我が家の恒例行事

 

気分良く帰宅です。

 

 

何事も無かったかのように去っていきました。

 

 

またいつもの消毒薬のにおいを追いかけるストーカー達が、てんの後を追いかけるのでしょうか・・・。

 

におい探偵たち

 

 

やっぱり周りが慌ただしくなってきました。

 

 

きなこが遠くから怪訝なお顔で見ています。

 

あれ・・・?

 

むくもやって来ました。

 

 

てんが病院で心臓の検査を受けてきた旨を説明しました。

 

 

説明を聞いて納得したのか・・・。

 

珍しくむくは執拗に追いかけずに、その場で寝転がってしまいました。

 

どういう気持ちの変化?

 

 

すずめが追いかけようとしましたが、むくにたしなめられてしまいました。

 

不思議ですが・・・。

 

飼い主が想像するに、最近病院通いばかりだったむくです。

 

「病院の後はそっとしておいて欲しい」という気持ちが分かったのか・・・。

 

それとも「消毒薬の匂いがすると身体が楽になる」から良い事と学んだのか・・・。

 

単に病院通いのおかげで消毒薬の匂いに慣れてしまったのか・・・。

 

いずれにしても「シャー!」という事も無くなり、追いかける事もしなくなりました。

 

 

てんは我が家で唯一診察室でもおやつを食べる猫様です。

 

食いしん坊すずめでも、病院の中では見向きもしません。

 

診察室の中でもおやつに釣られてしまうてんにとっては、病院や消毒薬のにおいは嫌いじゃない事のようです。

 

そのままの暴れん坊だけれどフレンドリーなてんで居て欲しいです。

 

 

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