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猫の病気 ~飼い主の世界が歪んだ日・・・てんの「肥大型心筋症」~

 

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猫の病気 ~飼い主の世界が歪んだ日・・・てんの「肥大型心筋症」~

 

この記事は2022年5月20日の出来事です。

 

※現在も元気で過ごしていますのでご安心下さい。

 

「肥大型心筋症」疑い

 

半年前、「肥大型心筋症」の疑いがあると病院で診断された暴れん坊てんです。

 

www.suzumeneko1.com

 

病院からご帰宅

 

半年後の心臓エコー検査に行ってきました。

 

 

今回はきなこも一緒です。

 

 

すずめが匂いの確認にやってきました。

 

残存乳歯

 

 

きなこは最近右奥歯の歯磨きの際にすごく嫌がり歯ブラシに血が付くので確認したら、永久歯の横に色の悪い乳歯がまだ残っていました。

 

このままで大丈夫なのか確認の為、獣医師さんに診て頂きました。

 

子猫様の歯の生え変わりは1歳位で完了します。

 

1歳まで待ってみて抜けなかったら、全身麻酔をして抜きましょうという事になりました。

 

 

きなこのお誕生日は8月20日なので、5月20日現在であと3ヶ月程あります。

 

それまでに抜けてくれればいいんですが・・・。

 

飼い主ショック

 

さて、てんの「肥大型心筋症」の心臓エコー検査ですが・・・。

 

大変残念な結果になりました。

 

前回5.7mmだったのですが、6.4mmまで厚くなっていました。

 

0.7mmの増大です。

 

てんは「肥大型心筋症」と診断されました。

 

目の前が真っ暗になりました。

 

「肥大型心筋症」とは

 

「肥大型心筋症」とは、人畜共通の病気で不治の病です。

 

猫様では純血種の大型猫様によく見られる病気です。

 

メインクーンノルウェージャン・スコティッシュマンチカンどの子も遺伝子疾患の可能性があり、我が家の猫様の誰が罹ってもおかしくない病気です。

 

分かりやすく説明すると、心臓の壁が徐々に厚くなっていき、心臓がポンプの役割をうまく行えなくなっていきます。

 

そうなると、突然心臓が止まる「突然死」や、ポンプが誤作動して「心筋梗塞」や「心不全」が起こったり、血液逆流により「血栓」が出来て「四肢麻痺」や「肺塞栓」等、深刻な症状に陥る可能性が高くなっていきます。

 

人間でも難病指定されており、完治には「心臓移植」しかありません。

 

猫様には心臓移植は行われていないので、対処療法をしていく事になります。

 

わんちゃんの場合は息切れや咳などの症状が早期で出ることがあるので、早期発見出来るのですが、猫様の場合は手遅れになってから気付く事が多いようです。

 

てんの場合も対処療法として薬を一生飲み続けなければならない事になりました。

 

これから心臓の壁がどれくらいのペースで厚くなるか分からないので、どれくらい生きられるかなんとも言えないそうです。

 

同じ病気で8mmに進行しながらも、症状が出ずに5年間生存している猫様が患者さんに居るそうで少し安心しましたが・・・。

 

病院ではこれからの治療方針等を聞くのに必死で、冷静を保てました。

 

てんの対処療法

 

てんの症状は、飼い主がてんを病院へ連れて行くきっかけとなった「遊んだ後の息切れ」だけです。

 

迎え入れる際に遺伝子検査で「陰性」の結果が出ているので、遺伝性ではなく後発的なものかもしれませんが分かりません。

 

今のところ、エコーでも血液の逆流などは起きておらず深刻な状況ではありません。

 

心臓は筋肉で出来ています。

 

筋肉は使えば使うほど強くなっていくのと同じで、心臓も使えば使うほど筋肉が付いて来ます。

 

「肥大型心筋症」の進行を遅らせる為に、心臓を出来るだけ休ませるという事が大事だそうです。

 

てんは毎日「カルベジロール」という心拍数を下げるお薬を1日1回飲む事になりました。

 

猫様に効果があるのかどうかあまり分かっていないお薬のようですが、睡眠時の呼吸数は明らかに減りました。

 

変わらない暴れん坊

 

純血種を迎え入れた時点で、遺伝子疾患は飼い主の中で覚悟をしていたつもりでしたが・・・。

 

それでもやっぱり実際に告げられるとショックが大きかったです。

 

題名の通り、世界が歪んだ感じでした。

 

「肥大型心筋症」になった猫様のブログを読み漁ったりしましたが・・・後ろ足が動かなくなった等、ほとんどが重篤な症状が発症してからで、もうすでに飼い主様の元から旅立たれていたりして、読めば読むほど絶望的な気持ちになるのでやめました。

 

3日間程、なんだかふわふわ地に足が付いていないような感覚で、ずっとちょっとしたことで泣いていましたが・・・。

 

 

暴れん坊てんは、いつも通りの「暴れん坊てん」です。

 

 

なにも変わらないてんの姿に救われました。

 

早期発見が出来た事により、投薬治療を早く始められて一緒に居られる時間が長くなったと良い方向に考える事にしました。

 

穏やかにと言われても

 

 

深刻な症状がいったいいつ出てくるのか分からない病気ですが、飼い主は出来る限りの事をしようと思っています。

 

あまり心臓に負荷をかける事は好ましくないので、飼い主と遊ぶ時間は短くします。

 

てんとの遊びは短く細かく遊ぶようになります。

 

 

ただ、てんのQOLを下げるつもりは無いので、ケージに閉じ込める等はせず、他の猫様達とはいつもの暴れっぷりで今まで通り過ごして頂きます。

 

湿っぽくなりましたが

 

 

治る事の無い病気ですが、飼い主の筋肉は運動不足で日に日に細くなっていってるので・・・てんの心臓の壁もそうなってくれないかなとあり得ない事を願ってみたり・・・。

 

 

心臓のお薬を毎日飲むので重篤な副作用が無いかこれから1週間、観察が必要です。

 

1週間、問題が無ければ獣医師さんに報告して投薬継続です。


1か月後に薬の効果の検証と経過観察の為、てんと共に病院です。

飼い主とてんの闘病日記が始まります。

 

とはいってもいつも通りの日常ですが・・・。

 

皆様これからも今まで通りお付き合いをして頂けたら嬉しいです。

 

 

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