猫の病気 ~きなこの残存乳歯とうとう手術になる~
この記事は2022年8月24日の出来事です。
乳歯が抜けない
以前きなこの乳歯がいつまで経っても抜けない事を、動物病院へ相談しに行きました。
結果「1歳まで待ってみましょう」との返答を先生から頂きました。
やっぱり抜けない
相談してからさらに3ヶ月が経過しました。
8月20日に1歳になったきなこですが、8月19日お誕生日1日前に撮影した画像です。
まだ残っています。
歯は茶色くなり、周りの歯茎が赤く炎症が起こっています。
我が家では二日に一度猫様達は歯磨きをするのですが、きなこは乳歯の残っている右側を磨かれると痛いようで嫌がります。
ずっと前から触るとグラグラはしていますが、全く抜ける気配がありません。
この乳歯の裏側には永久歯も生えているようでした。
永久歯への影響も出るんじゃないかと、飼い主の心配度もマックスです。
動物病院へ
明日で1歳なので動物病院で診察を受けました。
先生も乳歯を触ってみましたが・・・。
「グラグラするけど簡単には取れなさそう・・・。麻酔をかけて手術で抜歯する事にしましょう。」
「後ろにある永久歯も影響を受けている可能性があるので、もしかしたら一緒に抜くかもしれません。この永久歯が無くてもごはんを食べるのに問題ないですから大丈夫。」
と説明を受け、8月24日に手術をする事になりました。
きなこ手術へ出発
いよいよ手術の日です。
全身麻酔なので朝ごはん抜きです。
みんながご飯を食べている姿を、恨めしそうにケージの中で見ていて可哀想でした。
すずめがお見送りに来ました。
手術はお昼の外来が閉まっている時間帯に行われます。
何事も無ければ連絡は来ず、外来が開く16時に迎えに行きます。
鬼の居ぬ間に
きなこを病院に置いて帰宅しました。
きなこが居ないのを分かっているのか分かっていないのか・・・。
むくがきなこのガリガリサークルノーマルに入って寛いでいました。
ぎゅうぎゅうですが、気に入ったようです。
きなこのお迎え
病院からの連絡は無く、16時にきなこを迎えに行きました。
乳歯の中にまだ血管が通っていて、抜いたら結構な量の出血をしたそうです。
「引っ張ったら案外スポッっと抜けました。血管が乳歯と繋がっていたから抜けなかったようです。おうちで無理に抜かなくて良かったです。見た目だけは大出血なので飼い主さんパニックになったと思います。」
「裏にあった永久歯は影響を受けずにちゃんと育っていたので抜きませんでした。」
と説明を受け、きなこを連れて帰宅しました。
ご参考までに麻酔下での乳歯の抜歯手術は、ついでに最後に歯石取りをして頂いて合計で23,000円程でした。
帰宅してキャリーバッグを開けると、一目散にきなこが逃走しました。
むくが匂いを嗅ぎつけてやって来ましたが、すでにきなこは居ません。
おしっこを我慢していたようです。
トイレに着くまで我慢できるなんて偉いですね。
過ぎてしまえば思い出
先生に前もって「取った歯が欲しいです」とお願いしていたので、下さいました。
小さい袋に入れてガーゼが敷いてあり、マジックで「きなこちゃん」と書かれています。
きなこの乳歯が抜けなくて手術になってしまった思い出として、この状態のまま保管しようと思います。
すずめは心配しているんでしょうか・・・。
お手手のガーゼが痛々しいです。
相変わらずのむく
むくが執拗にきなこの匂いを嗅いでいます。
どこまでも追いかけて行きます。
匂いが入り混じって困惑
今日は口腔内の手術だったので、お手手の麻酔の点滴付近からだけしか消毒の匂いはしていません。
きなこの匂いと消毒の匂いが拮抗しているようです。
むくのしつこさに困惑気味のきなこです。
乳歯が無くなったおくちの中を見たかったのですが、自分の抜歯後を考えるとやっぱり触ると痛そうだったのでやめました。
後日また傷口が治った頃に見てみましょうね。
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