猫の道具 ～ずっと気になっていたフェリウェイを設置してみる～
この記事は2020年8月1日の出来事です。
フェリウェイデビュー
猫様愛が溢れるブロガーさん方の記事で見かける事が多い「フェリウェイ」です。
動物病院の待合室や診察室にひっそりと設置してある事も多く、わが家の猫様達の通っている動物病院にも待合室と診察室に設置してあります。
ずっと気になっていましたが結構なお値段なので躊躇していましたが・・・。
とうとうわが家でも試しに設置してみる事にしました。
ご存じ無い方に簡単にご説明すると・・・フェリウェイとは、人工的に作り出した猫様のホルモンの一種が入っている薬剤で、猫様の粗相や鳴き癖等の問題行動やストレスを緩和させてくれる効果があるというアロマのようなものです。
要は猫様が安心するホルモンを部屋中に充満させて、縄張り意識を軽減させ安心感を与えて問題行動を軽減しようとしている感じです。
熱でリキッドを温めて部屋中に拡散するタイプと、病院へ行くときのキャリーバッグにスプレーして落ち着かせるようなスプレータイプが販売されています。
効果の程は様々な意見がありますが、まずは一度使ってみる事にしました。
わが家の猫様達は飼い主がストレスになるような問題行動は特にありません。
なので、リキッド１個3,000円程と拡散器１個で6,000円程で、しかも継続して20日間ごとに3,000円程かかるというのが飼い主にとっては結構痛い出費だと考えていました。
設置したい理由
強いて言うなら・・・。
・多頭飼いならではのストレスを少しでも緩和してあげたい。
（特にビビりのすずめは暴れん坊てんのストレスがかかっているのではないかと考えている）
・食へのこだわりが強いむくの食欲不振が少しでも良くなれば嬉しい。
・てんの他の猫様に対するしつこさが少し緩和されれば嬉しい。
・てんのお風呂や洗面所のようなつるっとした所におしっこをしたがる癖が治れば嬉しい。（おしっこだけなので洗い流せばいいのであんまり気にしていませんが）
猫様は本来群れで行動しない動物です。
一番はやはり「多頭飼いでのストレスの緩和」になってくれればと思って設置しました。
１度使ってみて今までよりも猫様達が穏やかに暮らせているのが実感出来たら、継続する事にしようと思いチャレンジしました。
すずめの確認作業
すずめが近づいて来ました。
なんだか設置した事がストレスになったようなビビり具合です。
すぐに気にならなくなったのか、段ボール猫鍋でお昼寝し始めました。
もう効果が表れたのか！？と思いましたが・・・。
どこかの動物病院のサイトを拝見すると、「継続して使用しないと効果はすぐに表れるものでは無い」と書いてありました。
てんの確認作業
てんが匂いに気が付いたようです。
一生懸命匂いを嗅いでいます。
むくの確認作業
今度はむくが近づいて来ました。
猫様達はなんらかの匂いを感じ取っているようです。
人間には少し・・・今まで嗅いだ事の無い何とも言えない匂いが少しだけする程度です。
好き嫌いはあるとは思いますが、特に臭くはないです。
ただ、このフェイシャルホルモン自体は匂いはしないそうです。
これはアルコールの燻された匂いだそうです。
むくは特に興味が無かったのか、いつもどおり玄関へ移動しました。
まぁいつもと同じ
嫌な匂いじゃないようで、近くで普通にお昼寝し始めました。
レビュー等を見ると「薬剤の匂いがする部屋には寄り付かなくなった」猫様もいるようなので、まずは第一関門突破です。
普段のてんを知らない方がこの画像を見たら、「即効性があって、効果てきめん！」と感じるかもしれませんね。
普段からこの状態なので、効果があるのか無いのか・・・。
飼い主には分かりません。
薬剤は１個で約２０日間程持つようです。
とりあえず薬剤が無くなるまで設置します。
猫様達は穏やかになったのか？
てんは洗面所でおしっこをしなくなったのか？
また20日後にご報告します。
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