猫雑記 ~突然の爆発音に恐れおののく猫様達~
この記事は、2024年10月26日の出来事です。
「ドーン!」
突然「ドーン!」という大きな音が外から聞こえてきました。
てんがびっくりしながらこちらを見ています。
最初雷鳴かと思いましたが、外は暗いままなので違うようです。
その後も「ドーン!ドーン!」と鳴り続けています。
むく意外と大丈夫
むくは固まったまま動きません。
地震速報の音だと猛ダッシュで隠れるのですが、この音は安全かどうかを見極めている感じですね・・・。
「うちなだ復興花火」
この地響きと音は「花火」かな?と思った飼い主は、二階の窓から花火を探しました。
かなり近くで上がっています。
秋に花火?と思ったら・・・。
ネットで調べたら、「うちなだ復興花火」という花火大会らしいです。
液状化してしまった地域の方々はまだ近くに建設された仮設住宅に住んでらっしゃいます。
地面が滑って動いてしまった事により敷地境界が分からなくなり、今後の地震でまた液状化する可能性があるので地盤改良が必要になり、同じ場所で住宅を再建しようとすると20年後になるかもしれないそうです。
そんな状況なので道路も本格的に直せず、生活道路として通れるくらいに修繕だけは少しずつ進んでいますが、1年経っても地震の時から時間が止まったままのような街並みです。
被害が少なかった飼い主でもそこを地区を通ると一瞬で元旦の気持ちに引き戻されるのに、きっと住んでいた方々はいつまで経っても元旦と変わらない我が家を見るのはとても辛いと思います。
少しでも前向きな気持ちになれるように、花火が後押ししてくれればと願っています。
花火こわい
そんな復興への願いがこめられた花火だとしても・・・。
猫様達は、花火の音が近ければ近いほど怖いです。
普段はくっつかない猫様達でも・・・
みんな一致団結してこたつに隠れていました。
飼い主がこたつ布団をめくると、きなこはびっくりして逃げて行ってしまいました。
「飼い主のせい」というお顔をしていますね・・・。
ごめんなさい・・・。
何気ない日常の幸せ
きなこを探しに行きました。
聞き耳を立てながら、動かずにじっとしていました。
やっぱりちょっと怒っています。
そうこうしているうちに、花火の音が鳴らなくなりました。
もう大丈夫です。
飼い主のせいでいいですよ。
改めて、猫様達と無事に暮らせている今日に感謝します。
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