猫雑記 ~地震後ようやくごはんを食べるようになってきたむく~
この記事は2024年1月9日の出来事です。
能登半島地震直後
本日からは2024年の記事になりますが、新年早々の能登半島地震が起きました。
猫様達が地震直後から引きこもりと食欲不振が始まり、その中で一番影響を受けたのが心が繊細なむくでした。
9日間が経ち、地震後ようやく猫様達が落ち着いてきて、カメラを向けられるようになりました。
我が家の地震直後の猫様達の状況はこちらをご覧下さい。
能登半島だけじゃない
地震直後はわからなかった被害の状況も、日が経つにつれて分かってきました。
外出する機会も増えてきて・・・水槽の水があふれたり、キャットウォークの紐がゆるんだり、飛行機のプラモが落ちて壊れたりした位で済んだ我が家が奇跡だと思いました。
今までも震度5弱の地震はありましたが、今回大きな違いは「揺れ方」でした。
地震の時に良く聞く「突き上げるような揺れ」はあまり感じず、とにかく大きな横揺れがゆら~りゆら~りと長く続きました。
家がまるでプリンのようにゆらゆら揺れているのが目視で分かりました。
我が家の一本隣の生活道路はこんな状況です。
内灘町は人的被害が無かったのであまり報道されていません。
まだ内灘町にもその隣の津幡町にも、避難生活を送っている方々がいらっしゃいます。
是非多くの皆様に内灘町の状況を知って頂ければと思います。
金沢周辺もまるで被害が無いように「観光に来て下さい!」等言ってますが、8号線を含め道路は地震以前よりもひび割れていて運転していてもガタガタします。
落ち着いてきた猫様達
地震から9日が経ち、猫様達がリビングで過ごせるようになりました。
相変わらず余震は続いています。
ちなみにですが、余震も今までとは違います。
地面がズズッとずれるのが分かり、その後ゆ~らゆ~らと横に揺れます。
一体地面の中でどのような事が起きているのか知りたいです。
余震の度に身構える猫様達ですが・・・。
猫様達に癒される毎日
すずめがテレビに近寄って来ました。
情報を伝える画面にマウスポインターが映っています。
パソコン画面を操作しているのでしょうか。
マウスポインターがくるくると動きます。
追いかけて遊ぶ元気が出てきたようで嬉しいです。
飼い主が揺らしてる?
NHK金沢の浅野キャスターが、目を赤くして涙をこらえながら被害状況を伝えています。
そんな中でも余震が続きます。
こちらが揺れても金沢放送局はそれほど揺れていないようです。
揺れるたびのきなこに睨まれます・・・。
飼い主が揺らしてると思って頂いて結構です。
精神的ショック
ごはんの時間です。
すずめはいつもの量の半分位、てんも同じ位、きなこはいつも通りの量を食べるようになってくれました。
地震速報が流れると音でびっくりして逃げていき、食べなくなります。
今回地震のショックがかなり大きかった事が、猫様達の行動や様子から分かります。
それでも毎日少しずつでも食べてくれているので安心です。
地震当日からクローゼットのダンボール箱に籠って出てこなくなったむくですが・・・。
ようやく二階のキャットタワーで見かけるようになりました。
ガラスの心の持ち主むく
ごはんに呼んでも来ないので、飼い主がキャットタワーまで運びます。
食べてくれるように「おなかすいたね~!」「美味しいよ~?」等と声をかけて食べるように促します。
食べている間も「美味しいね~!」「いっぱい食べたら元気出るよ~!」等と応援します。
余震で揺れたら「気のせいだよ~!」「ごめんごめん飼い主が揺らしたんだよ~!」「ほらほらごはん食べようね~!」等と明るく応援します。
ようやく生きていける位(1日20g程度ですが・・・)は食べてくれるようになりました。
頼りになる仲間
むくのごはんの最中に、てんがやって来ました。
むくの気が逸れたのでごはんの時間は終わりです。
今度は飼い主の代わりに、てんがむくと一緒に居てくれるようです。
意外と優しい暴れん坊てんです。
ありがたいですね。
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