猫の病気 ~すずめときなこが不調で動物病院へ~
この記事は2023年8月22日の出来事です。
すずめときなこ動物病院へ
すずめがまた下痢をし始めました。
うんちを採取出来たので急遽動物病院へ向かうことにしました。
ついでにきなこの気になる症状も診て頂く事にします。
すずめはすでに警戒して一定の距離を保っています。
飼い主が心の中で「病院へ連れて行こう」と思っただけで、何故か猫様達にはばれてしまいます。
不思議ですね・・・。
汗だくになりながら、なんとか捕獲出来ました。
今回はすずめときなこを大型猫様達用のキャリーバッグ1個に入って頂きます。
すべてはすずめの恐怖を少しでも和らげる為です。
案の定、待合室でガタガタと震えていたすずめです。
診察中は撮影録音禁止
診察の結果です。
すずめは最近目ヤニが出てきているのが気になったので、目薬を頂きました。
すずめの下痢は、検便の結果「ジアルジア症の再発」でした。
もう1年以上前に完治したはずのジアルジアがまだ長引いているようです。
ジアルジアの卵は乾燥していても何か月も平気で生きる寄生虫です。
家のどこかに化石のように潜んでいて、再感染したのでしょう。
またとっても苦いお薬の投薬生活が始まります。
そして飼い主の・・・毎日5台のトイレ丸洗いと、家の中や猫様の触れるキャットタワーや猫ベッド・おもちゃ等、家全体のスチームクリーナー消毒の大変な日々も始まります。
きなこはお尻の穴の両側横が赤く血が固まっているような感じがしたので、肛門腺の炎症かと思い病院で診て頂きました。
よく見てみると、左の肛門腺が白くなって穴が空いていました。
炎症が起きて膿が出た跡のようです。
我が家で肛門腺の存在感があるのは、きなこだけです。
他の猫様達は、肛門腺の匂いもなく、まったく見えません。
すでに治りかけている状態なので、何もしなくてよいそうです。
とはいえ、常に赤くなっているので今後も要注意です。
裏切られた気分
キャリーバッグからすずめときなこを出しました。
対照的なふたりです。
今回は、看護師さんにおしっこをチビる事は無かったですが・・・。
極限の緊張状態だったすずめは、その場で寝転がってしまいました。
飼い主とは目も合わせようとしません。
お顔は「怒っている」と言うよりも、「信頼してたのに・・・」という感じです。
仕方ない事とはいえ悲しいですね・・・。
置いていくな
てんが二階から降りてきました。
何故こうも違うのか
今回はすずめもきなこも消毒等はしなかったので、動物病院のにおいは控えめです。
むくも匂いの点検には来ませんでした。
来客は洗面所のボウルの中に隠れる位に怖いのに、病院は全く平気なきなこの性格が不思議でたまりませんね・・・。
てん病院大好き疑惑
病院へ行きたかったようです。
この方に至っては・・・もしかしてエコー検査が好きなんじゃないかと飼い主は疑っています。
次回再診からはうんちだけで判断して頂きますので、安心して下さい。
ちなみにすずめ以外の猫様達にはジアルジアは居ませんでした。
この1週間後・・・ジアルジア症の検査は陰性、その1週間後も陰性でしたが、ゆるいうんちが続くので、検便を続けながら薬を変更したりしながら投薬を続けています。
現在は人間でいう所の「過敏性大腸炎」のお薬の投薬を続けています。
このお薬が効いたようで元気なうんちに戻りました。
薬をやめると元に戻ってしまうので・・・ジアルジアと同じくらい厄介ですが、伝染しないだけ良いです。
胃腸の痛みは人間でも辛いものです。
すずめにはなんとか快適に過ごしてほしいです。
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