猫雑記 ~鳴かない猫~
猫様達が鳴かない
わが家の猫様達は、本当に鳴きません。
あまりに鳴かないので、心配になります。
わが家の場合ですが・・・
すずめの鳴く時
すずめは子猫の時からあまり鳴かない猫様でした。
上の写真は、鳴いている時に撮れた、奇跡の一枚です。
子猫の時から比べて最近はさらに鳴かなくなりました。
・ご飯を持って行った時に「にゃ。」と1度だけ鳴く
・むくに咬まれて痛かったときに、「ギャッ!」と鳴く
・むくに遊んで欲しい時に、「ぐるぐるっ!」と鳴きながらむくを探す
・爪を切ったり病院で怒ってる時に、「ぐるるるう」と唸る
・車で移動の最中に「にゃお~ん」と結構鳴く
一番ちゃんと鳴き声らしい鳴き声を聞くのは、車での移動の時だけです。
すずめの鳴き声は、一般的な猫と同じような「にゃ~」ですが、病気にかかった影響なのか、かすれた声で鳴いています。
もしかしたら、病気の後遺症で声が出ずらいのかもしれません。
むくの鳴く時
むくはすずめよりは、鳴く子猫でした。
わが家に来た直後は、夜中にケージから出してくれとずっと鳴いていましたが、最近ではほとんど鳴きません。
すずめよりもさらに鳴き声を聞くことはまれです。
・すずめに咬まれて痛かった時に「ニッ!」と鳴く
・本当にたまにだけ、ケージから出してくれと夜中に「ミー!ミー!」と鳴く
・掃除機を近づけると小さい声で「シャー!」と言う
これくらいしか、鳴きません。
爪を切っている時や病院でも鳴きもせず唸ったりもせず、静かにバタバタ逃げようとしています。
下の画像は、「ケージから出してくれ」アピールを無言でしています。
むくの鳴き声は、すずめよりもかなり声が高いです。
ノルウェージャンの鳴き声は声が高くてかわいいというのを、見たことがありますが、ここまで高くて小さい声だとは思いませんでした。
本当にかわいい細い声で鳴くので、外見とのギャップがすごいです。
よく鳴く猫の種類
バリニーズ・バーミーズ・ターキッシュアンゴラ・ベンガル・サイベリアン・ジャパニーズボブテイル・オリエンタル・トンキニーズ・シャム
猫の種類によって、鳴き声が大きい猫や、鳴き声が小さい猫がいて、鳴き方も様々ですが、これらの種類の猫が一般的に良く鳴くと言われています。
あまり鳴かない猫の種類
チンチラ・ペルシャ・スコティッシュフォールド・シンガプーラ・ノルウェージャンフォレストキャット・ラグドール・ヒマラヤン・バーミーズ・アビシニアン・エキゾチックショートヘア・ロシアンブルー・シャルトリュー
あまり鳴かないといっても、もちろん全く鳴かないわけではありませんが、これらの猫の種類は比較的あまり鳴かない猫と言われています。
すずめはスコで、むくはノルウェージャンなので、あまり鳴かない猫に入っています。
猫が鳴く理由
猫は人間が喋るのと同じように、理由があって鳴きます。
・痛い、おなかすいた、嫌だ、助けて欲しい、怖い、やめて欲しい、トイレが汚い、お水が入っていない、等の自分の欲求や要求を伝える時
・かまって欲しい、遊んで欲しい、なでて欲しい、一緒に寝たい、等の甘えたい時
・発情期の時
これ以外にも、飼い主がよく分からない理由で鳴く事もありますが、飼い主がわかっていないだけで何かしらの原因があるようです。
猫が鳴かない理由
猫が鳴く理由は猫を飼っていると大変よく分かるのですが、わが家の猫様達のように鳴かない猫にも理由があるのでしょうか?
その猫の性格がもともとおとなしく鳴かない性格
もともと穏やかで鳴かない性格の猫の場合もあるようです。
鳴いても欲求要求が伝わらないと学習してしまった
ペットショップやブリーダーさんのところで、規則正しくごはんをもらっていたり、トイレのお世話をしてもらっていたりした猫は要求や欲求を伝える為に鳴かない場合もあります。
猫は2~3歳くらいの子供と同じくらいの学習能力があります。
鳴いてもご飯は出てこない、鳴いても甘えられるわけじゃない、と学習してしまった場合は、鳴く事で自分の欲求を伝えようとしないかもしれません。
特に伝えたい欲求がない
鳴く事をしなくても、ちょうどおなかが空いてきた時にごはんが出てきたり、トイレがいつも清潔だったり、甘えたい時に甘えられる等、特に不満や要求がなく鳴く理由がないのかもしれません。
身体的に問題がある
鳴きたいけど喉に問題があり声が出なかったり、ストレスの影響で鳴かなくなったりする猫もいるようです。
鳴かないだけでなく、他に身体にいつもとは違うような問題があるようでしたら、獣医師さんに相談したほうが良いでしょう。
鳴かない猫に答えるには?
鳴いてくれないと、どうしたら良いか分からない・・・と悩む必要はありません。
猫は鳴かなくても、表情や態度で飼い主に要求や要望を分かりやすく訴えてくれる動物です。
わが家の猫の場合は、ご飯が欲しい時にはキッチンの入り口で陣取っています。
おやつが欲しい時には冷蔵庫のドアの開く音がしたら、冷蔵庫の前でお座りして私を見上げています。
夫が帰ってきた時は階段まで出迎え、夫の足にすりすりしてなでてくれアピールをしたりします。
私がすずめの写真を撮っている時に、撮られるのが嫌な時は手元に飛び掛ってきます・・・。
鳴かなくても、猫は分かりやすく表情や態度で示してくれています。
猫は本来鳴かない動物
猫は本来鳴かない動物です。
犬は集団行動を取る為、仲間同士のコミュニケーションの為に鳴きますが、猫は単独行動を取る為、本来は鳴かない動物なのです。
子猫の頃だけ、親猫とのコミュニケーションを取る為に鳴きますが、野良猫等は大きくなるに連れて外敵から身を守る為にも繁殖期と喧嘩の時くらいしか、鳴かなくなるのが本来の姿です。
私もわが家の猫様達の「にゃ~」とかわいく鳴く姿を、たくさん見たいと願ってしまいます。
たしかに鳴かない猫様達なのですが、表情や行動はすごく表現豊かに表してくれているように感じます。
愛猫があまり鳴かなくて寂しい思いをしている飼い主さんは、愛猫の表情や行動を読み取る事を楽しんでみてはいかがでしょうか?
--------------------------------------------
※応援お願い致します!※