猫の病気 ~むくの去勢手術前検査~
去勢手術前の採血
むくが6ヶ月になるので、春になる前に去勢手術を受ける予定です。
まずは去勢手術前血液検査の為、動物病院へ採血に行きます。
キャリーバッグを用意しました。
遊びに行くような感覚ですね。
どうぞどうぞ。
喜んで入ってくれました。
Sはすずめが寝床に占領しているので、Mを出したのですが・・・。
すずめが様子を見に来ました。
Sのキャリーバッグが空いたので、持って来ることにします。
Sのキャリーバッグ
すずめが自分のだと主張しています。
さっきまでその中で寝てたのですが・・・。
まぁ、好きにしてください。
病院が好きな動物はいるのでしょうか?
すずめはお留守番なので、キャリーバッグから出てください。
ちゃんと出てくれました。
むくに貸してあげるようです。
むく病院へ出発
これから注射器で血を吸い取られるとも知らずに、喜んで入ってくれました。
ちょっとせつないですね。
病院で採血中
病院では、むくは採血の最中暴れましたが、やっぱり一度も鳴き声はあげませんでした。
こんなもさもさな毛の中から、血を採るために血管を捜すなんて、お医者さんってすごいですね。
むく帰宅
帰ってきたら、すずめが出迎えてくれました。
むくは結構ケロッとしています。
すずめのほうがむくのにおいの違いにビクビクしているようです。
やはり病院のにおいがするのでしょうか。
むくのにおいを取ってあげています。
すずめの中では、病院に連れて行った私が悪者になっているようです。
ちょっと怒っています。
血液検査の結果
1日後、血液検査の結果が出ました。
腎機能が弱っていて麻酔に耐えられる状態じゃない為、去勢手術が出来ないとの事でした。
腎機能障害・高リン血症・肝機能異常・白血球減少・等たくさんの数値で異常が見られました。
元気でそんな気配もなかったので、本当にびっくりしました。
一瞬何を言っているのか分かりませんでした。
いわゆる腎臓病の初期症状です。
12~15歳くらいの高齢の成猫に多い病気ですが、ノルウェージャンのような筋肉質の猫も遺伝的にかかりやすい病気です。
むくの場合は、猫風邪にかかった影響で腎臓に負担がかかったのでは・・・と言われました。
まだ6ヶ月の子猫なのに・・・とも思い、とても悲しかったです。
でも、去勢手術の血液検査で発見出来たので、早く治療を始められるので検査を受けて本当に良かったです。
これから1ヶ月間、投薬をしてそれから数値の改善が見られるかどうか診察に行きます。
特に日常で気をつけることはないそうです。
むくはいたって元気なのですが、数値がかなり悪かったので心配です。
きっかけは去勢手術前検査
今回はたまたま去勢手術を受ける為の血液検査で発覚しました。
元気でも病気が潜んでいる可能性がある事が、分かりました。
このまま検査を受ける機会が無かったら、病状が悪化しないと気づかなかったかもしれません。
腎臓は一度悪くなると、元に戻せない臓器です。
お薬も悪くなった腎臓を回復させるお薬はなく、残っている腎臓組織を悪くさせない為のお薬しかないようです。
ちょっと怖くなったので、次回はすずめの健康診断に行きたいと思っています。
二匹は今のところ、とても元気なのでご安心下さい。
皆様も愛猫の健康にはくれぐれもご注意下さいね。
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※皆様の暖かい応援をお願い致します!※