猫の病気 ~てん膀胱のエコー1か月後再検査の日~
この記事は、2025年5月15日の出来事です。
前回のあらすじ
てんの「肥大型心筋症」の半年ごとのエコー検査の際に、ついでに診て頂いた膀胱に影が映りました。
いざ病院へ・・・
1ヶ月の間、療法食の「ヒルズc/d」のみ食べるように言われましたが、てんはこれを食べると下痢をするので、下痢予防の為の「腸内バイオーム」と3:7の割合で食べていました。
本当はもっと食べさせたかったのですが、これがおなかゆるゆるギリギリのラインでした。
さて・・・前回はたったの1ヶ月前なので、てんの嫌な記憶としてまだ鮮明な事でしょう。
なんとな~く近づいて捕獲しなければなりません。
てんは何処でしょうか・・・。
袋小路に居ました。
これはラッキーです。
あっさりと捕獲出来ました。
では出発です。
膀胱の検査結果
病院に到着すると今回はやる事が分かっているので、早速てんを預けます。
前回同様に膀胱のエコー検査と、今回は膀胱に直接注射針を刺して尿を採取しました。
エコー検査では原因が判明しなかったので、さらにレントゲン撮影をしました。
結果・・・原因不明でした。
画像を見せて頂きましたが、尿の画像の中にはストルバイト結晶は1個もなく、シュウ酸カルシウムの小さいのが1個あるだけで、石も無く綺麗な尿でした。
エコー検査の膀胱の壁沿いの影は前回と同じ状態です。
今のところ腫瘍のような所見がないので、腫瘍とは思っていないそうです。
先生と思い当たる事をあれこれ会話しているうちに、てんが「停留睾丸」で一度開腹手術をしている事を思い出しました。
てんは、現在通っている病院とは違う病院で去勢手術をしました。
もしかしたらそれが原因で膀胱の壁に癒着があるのかしれないそうですが・・・。
さらに詳細な検査となると、造影剤を流し込んでの大がかりな検査になるという事なので、血液検査の結果も問題ない事から今回は見送る事にしました。
結局はっきりすっきりと影の原因が分かったわけじゃないので、このまま尿ケアの療法食の継続と、半年ごとの心臓のエコー検査の際に膀胱も一緒に確認する事になりました。
前回の血液検査の結果も出ました。
てんも問題の左右大きさが違う腎臓は、SDMA=9で今のところ腎臓の機能に問題はありません。
BUNもリンの数値も範囲内でしたので、一安心です。
将来他の猫様達よりも早く腎臓の機能障害が出てくるかもとの事でした。
すずめはSDMAが12と高いですが、BUNとリンの数値は異常なしでした。
このまま様子見です。
我が家へ帰宅
またまた消毒薬の香りをプンプンさせながら自宅に帰って来ました。
簡単に捕まってしまい、ちょっとがっかりしているようです。
すずめのお出迎え
すずめがご挨拶に来ました。
また病院へ行ってきましたよ。
むくのお出迎え?
むくが二階から降りてきました。
においの元を探しています。
いつもよりお顔が怖い
なんだかいつもよりもちょっと怒っているようです。
においの元であるてんを見つけました。
ただならぬ雰囲気
しつこいくらいににおいを嗅いでいます。
むくが怖いお顔でてんを追いかけています。
すずめはちょっとハラハラしているようです。
どうしたどうした
あわてて撮影したのでブレていますが・・・
むくが怖いお顔をしています。
野生っぽくてかっこいいですね。
珍しくむくがてんに「シャー!!」と威嚇をしました。
一体どうしたのでしょう。
てんはショックを受けて動けずに立ち尽くしています。
むくの虫の居所が悪かったのでしょうか。
自分の胃腸炎で病院に入院した時のトラウマが蘇ってきたのでしょうか。
その後は落ち着いたようですが・・・
飼い主もむくの「シャー!!」を聞いたのは何年振りでしょうか。
普段見ない珍しいかっこいい姿を見せて頂いた気分です。
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