猫の病気 ~フィプロスポットの日~
今日は一ヶ月に一度の、フィプロスポットの日です。
お薬と、ごほうびのちゅ~るを用意して、いざ挑みます!
フィプロスポットプラスキャット
正確には、「フィプロスポットプラスキャット」という名称です。
ノミ・マダニ・ハジラミの予防・駆除に効果があります。
ちなみにネットでも購入出来るのですが、わが家ではかかりつけの動物病院で5か月分をまとめて購入して、自宅で処置しています。
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わが家のかかりつけの動物病院では、1個 1,350円で販売してくれます。
ネットだと1個あたり、800~900円程の安価で購入出来ますが、病気もろもろ履歴として獣医師さんに把握していて欲しいので、あえて動物病院で購入しています。
通常、予防処置なので保険は適用されません。
ノミやマダニが居て、駆除する為に獣医師さんが治療の為に滴下する場合は、保険が適用されます。
この薬剤にも副作用の危険性があります。
まれに、滴下した皮膚に炎症がおきたりして痒みがひどくなり、周辺の毛が脱毛してしまったりします。
このような事がないとも言えませんので、獣医師さんから購入しています。
お薬の使い方
袋に1個ずつ入っています。
袋から出して、白色のキャップ部分をぎゅっとひねると、中の液が出てくるようになります。
首の後ろ辺りの真ん中の毛を掻き分けて、肌に直接当ててぎゅっと中身を滴下します。
出典:http://www.odagawa.net/blog/
時間とともに、薬剤が肌に直接流れて行きます。
肌の皮脂を伝って、薬剤が全身に行き渡ります。
これだけで完了です。
処置
眠ってる時に出来れば一番いいのですが、起きて逃げられるのがオチなので、猫様を捕獲します。
まずは、すずめからです。
すずめは最初は抵抗するのですが、すぐに諦めて「ぐるるるる~」と唸りながらですが、処置させてくれます。
でも気を抜くと、逃げられるので写真は撮ることが出来ませんでした。
お次はむくの番です。
むくはとにかくジタバタと無言で暴れます。
全身の筋肉を駆使して、逃れようと必死に抵抗します。
すずめとは違い、すごい力です。
このあたりも、猫種の違いを感じます。
苦戦しながらも、5秒ほどで終わりました。
まぁ、引っ掛かれましたけれども。
ごほうび
終わったので、ごほうびをあげます。
「よく頑張ったね~!偉かったよ!」
なんかちょっと怒ってるように見えますね。
赤い丸で囲んだ所が薬剤を滴下した所です。
不快感
この薬剤はちょっと粘度があって、なるべくだらだらと垂れないようになっていますが、それでも少しずつ垂れてきます。
毛で隠れていて見えませんが、毛の濡れている範囲が徐々に広がっていきます。
首筋に薬剤が垂れてきて、むくは気になるようです。
この薬剤を首の後ろに滴下するのは、猫が自分で毛繕いで一番届かない場所と言われているからです。
一生懸命掻いたり、舐めようと頑張っていますが、残念ですが届きません。
掻いてみたり、イライラしています。
この気持ち悪さは、薬剤が垂れるのがおさまったら落ち着くと思います。
毛のべたべたした感じは、明日にはさらに範囲が広がっていますが、猫様達は特に気にしなくなります。
平静
一方のすずめは・・・
すずめも不快そうです。
怒りながら、平静を装っています。
すずめも舐めようと頑張っています。
お手手が、かわいいですね。
イライラはしないそうですが、舐めれなくて焦っています。
むく以上に、必死です。
完了
むくはもう首の後ろが、気にならないようです。
すずめにちょっかいをかけに来ました。
すずめはまだ気になるようです。
イライラしていますね。
すずめは神経質なので、しばらく首の後ろが気になっていました。
通年予防が良い
薬剤の効き目は、約一ヶ月間です。
室内飼いだからといって、ノミ・マダニ予防は必要ないわけではありません。
通年で予防をする事が、一番良いようです。
現在では、3ヶ月に一度の滴下だけで良い薬剤も販売されていますので、シャンプーしない猫ちゃんでしたら、そちらを利用すると手間がはぶけるのでいいかもしれません。
ノミは13℃以上、マダニは15℃以上の室温で活動する事が出来ますので、冬でも暖かい室内ですと活動します。
冬でもどこかの暖かい室内に潜んでいて、人間が出かけた時に衣服や持ち物に、ノミやマダニをつけてくるかもしれません。
ノミやマダニのせいで、最悪の場合死に至る事もあります。
ノミ・マダニの病気に関しては、詳しくは前の記事で取り上げてあります。
薬の副作用を気にして、予防をされていない方もいるかもしれませんが、それよりもノミ・マダニに遭遇する確率の方が高いと私は考えています。
実際に実家で外猫を飼っていた時は、ノミが知らないうちに部屋の畳の上を跳ぶので、私の膝から下はノミに刺されてかきむしった傷跡で悲惨な事になっていました。
母親がよく母猿が子猿にするように、寝転がっている猫のノミを、プチプチとつぶしていたのを覚えています。
これって・・・うちだけだったのでしょうか?
今から考えたら、すごい光景ですね。
こんな経験からも、わが家では通年で予防薬を利用しています。
大事な家族の為にも、適切な予防をしていきたいですね。
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