猫用語 ～多頭飼い～
子猫同士の多頭飼い
出典： https://www.axa-direct.co.jp/pet/
多頭飼いしたい！
猫を一匹飼い始めてかわいさに十分癒されるようになったら、猫同士のじゃれあう姿が見たくなったり、一匹だけだとかわいそう・・・と感じるようになってくる事がありますよね。
そんな時に猫をもう一匹飼いたくなったり・・・現在の私がそうです。
ちょっと寂しそうなんです・・・
まだすずめさんは生後１０ヶ月くらいなので、まだまだ早いな～と思ってみたり、でも同じ年齢くらいの猫同士のほうが仲良く出来るのではないかと考えてみたり・・・心の中で葛藤の最中です。
あとで後悔しない為にも、多頭飼いについて整理します。
多頭飼いとは？
複数のペットを同じ環境下で飼育する事を言います。
特に同じ種類のペットを複数飼育する事を言うそうです。
猫同士の相性
猫同士にも相性があります。
良い相性
兄弟猫同士
子猫同士
兄弟猫は生まれた時から一緒なので相性は良いようです。
子猫同士もすぐに打ち解ける事が多いようです。
かわいい添い寝
出典：https://nekowara.com/before/
まぁまぁの相性
成猫と子猫
成猫メスと成猫メス
成猫オスと成猫メス
避妊済み成猫メスと避妊済み成猫メス
去勢済み成猫オスと避妊済み成猫メス
成猫が子猫の面倒を見てくれるようになるようです。
成猫メス同士は、あまりケンカはしないようです。
あまり良くない相性
成猫オスと成猫オス
去勢済み成猫オスと去勢済み成猫オス
成猫オス同士はやはり縄張り争いがおきやすいようです。
悪い相性
老猫と子猫
子猫は元気いっぱいで無邪気に老猫に遊びを求めますので、老猫にかなりの負担がかかるので避けたい組み合わせのようです。
多頭飼いの限度
多頭飼い出来る猫の限度は部屋の数マイナス１匹と言われています。
例えば、部屋数が５部屋だったら、マイナス１で４匹までが限度という事ですね。
ケンカになった時に逃げられる環境というところでしょうか。
色々な種類の猫ちゃんたちの多頭飼い
ちなみにトイレは猫の数プラス１個が理想とされています。
多頭飼いのメリット
じゃれあったりするかわいさ
猫同士が一緒にまるまって眠ったりじゃれて遊んだりと、多頭飼いでしか見ることが出来ないかわいさを目の前で見ることが出来ます。
違う個性が楽しめる
一匹だと分からなかったそれぞれの猫の個性を楽しめます。
仲間が増える
猫にとっては仲間が増えるので、飼い主が留守の間にも寂しさを紛らわす事が出来ます。
ストレス発散になる
猫同士でじゃれあったり追い掛け回したりして遊ぶので、ストレス発散になります。
しつけをしてくれる
猫同士でやって良い事と悪い事を学習していきますので、二匹目を飼ったら一匹目の粗相が治ったり、咬み癖が治ったりすることもあります。
あこがれの猫だんご
出典：https://nekotokurasu.com/neko/
多頭飼いのデメリット
先住猫のストレスになる
猫は本来群れでは行動せずに単独行動をする動物です。
先住猫にしたら今まで世界のすべてが自分の縄張りだったのに、急に新参者が来た事によってパニックになったりストレスがかかる場合があります。
費用がかかる
病院やペット保険・猫砂・猫グッズ・ごはんやおやつ・すべてのものが２倍必要になります。
ごはん代もこれだけいれば月々の負担は高額
出典：https://store.shopping.yahoo.co.jp/
現在かかっている費用の２倍を見ておく必要があります。
手間がかかる
今まではごはん・トレイの世話・爪きり・シャンプー・ブラッシング・病気の時の対応・等・一匹分だったお世話が２匹分に増えます。
費用も２倍だけど、手間も２倍かかります。
多頭飼いの手順
１・新参猫の健康診断
新参猫は家にあげる前に絶対に健康診断を受診させましょう。
ペットショップなどで引渡しの際におこなってくれますが、どこまでの検査をおこなっているのか不明な場合もあります。
心配でしたら自身のかかりつけの動物病院で受診したほうが安心です。
２・お互いの存在を示す
お互いの匂いのついたものを、嗅がせます。
これでお互いの事を少し認識出来るので、急に見知らぬ猫に遭遇したわけじゃないのでパニックにならずに済みます。
３・お互いの匂いを感じる
ドア越しに対面させます。
ドアは閉まったままで、お互いの気配と匂いだけで対面させます。
大丈夫そうでしたら、それぞれご飯をあげてみます。
嬉しい事（ご飯）とお互いの猫を結びつけて、２匹でいたら良い事があると認識させます。
何日間かはその状態でお互いのご飯をあげましょう。
４・新参猫とケージ越しに対面
新参猫はケージに入れます。
先住猫とケージ越しに対面させましょう。
１日はこのまま様子を見ましょう。
５・本当の対面
お互い威嚇をしたりせず、気にしなくなったらケージから出してみましょう。
激しいケンカにならなければ、ご飯をそれぞれ与えてみます。
お互いの存在よりも、ご飯を優先したら成功です。
多頭飼いのケンカ
どんなに猫同士が仲良くなっても、たまにケンカはするようです。
ケンカしたかと思ったら、次の瞬間には仲良くだんごのように眠っているという事もあるみたいですね。
ストレスによって先住猫の体調が悪くなったり、猫同士が命にかかわるようなケンカをする場合には対処を考えなければいけません。
危険な場合には、完全に部屋を分けて飼ったり、新たな飼い主を見つけてあげる必要も出てくるようです。
多頭飼いへの道
あこがれの多頭飼い
多頭飼いをしてらっしゃる飼い主さん達は、費用も手間もかけて飼ってらっしゃる事が分かりました。
その分きっと、単独飼いでは味わえない幸せやかわいさも経験してらっしゃるんだろうなぁと思います。
わが家は転勤族なので、多頭飼いへの超えないといけないハードルは高いですが、その幸せを味わってみたいですね。
とりあえずは、無理せずにまたすずめさんの時のように「ひとめぼれ」があった時に行動しようと考えています。
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